緑の備忘録

好きなものを語ったり日常を綴ったり

進撃の巨人#2 その日〜シガンシナ陥落2〜

アニメ進撃の巨人 The Final Season 完結編(後半)の放送が2023年11月4日(土)に決定したので、1話から見返して今更感想・語りを備忘録として残すのコーナー。内容を理解するためのメモでもありやす。原作は最終話まで履修済み。どうせなら原作漫画と比較していきたいんだけど、漫画が実家にあるのでゆくゆくは。

 

冒頭

遺体をつつくカラス、バイオハザード感。混乱のシガンシナが流れた後はハンネス・エレン・ミカサへ。「もう少しで母さんを助けられたのに!余計なことすんじゃねえよ!」感情のままハンネスに反抗するエレン。絶対に助けられたはずがないし、エレンも根底ではきっと分かってる。でも母さんを救うことができなかった怒りを、自分を連れ出して逃げたハンネスに感情任せにぶつけてる。もうほぼ八つ当たりっぽいけどエレンもまだ子どもだからね。あの場でカルラを置いて逃げる選択をしたハンネスは正しい、でもその行動を一番悔やんでいるのもハンネスだろうからここは辛いシーンっす。

ウォールマリアまで奪われる人類

ここで初登場の鎧の巨人、無敵感やばいよね。大砲なんて何のその♪みたいに門に突っ込んでくるの恐怖。のちに「薄氷みてぇに砕ける」とか言われるんだぜこいつ・・・門破った後、火吹いてるからびっくりしたけど、後々そう言った場面はなかったね(^^;; デザインといい、明らかに無垢の巨人とは違うし、当時はその正体に考えも巡らせたもんです。

復讐を誓うエレンのシーン。過去のトラウマを経て強くなる主人公は多いけど、エレンの怒りと憎悪むき出しな感じは子どもなのに狂気に満ちてて迫力すごい。アニメ作画もすんごい。ここで「駆逐してやる」、きたー!改めてこの歳の子どもからは出てこなさそうな単語っす。

エレン達の無事を祈るグリシャのカットが入ったかと思うと、エレンの回想?シーンへ。当時これ見た時終始「?」だった・・・。何かをエレンに注射しているし実はマッドサイエンティストなのかとも思ってたけど・・・最後まで見るとそんなことはなかったね(;_;)

ミカサ、いいよ!

ウォールマリアの住人が内地へ来たことで食糧難等を理由に文句垂れる駐屯兵団の2人。シガンシナ区の駐屯兵団も昼間っから酒飲んでる平和ボケ連中だったけど、子どもを殴るなんてことは(多分)あり得ないと思うので、内地に行けば行くほど組織が腐っているのがわかる。命を軽んじる最低発言した挙句、スネに蹴り入れてきたエレン(も普通に喧嘩っ早いが)に対して大人二人でやり返すところもまあみっともない。ここで仲裁に入るアルミン、君は全然弱くないよ・・・勇敢だよ。かたやウォールマリアに戻って巨人をぶっ潰す(死に急ぎ野郎炸裂)とかあいつらとは違う!とか何とか言ってもらったパンを投げるエレン、やっぱり感情任せで「強さ」を履き間違えている。

ミカサってエレン命ではあるけど、何でも肯定するわけではなく、間違ったことをした時は鉄拳制裁食らわせるから好き。正論かまして「エレンを飢え死になんかさせない」と思いっきりパンを口に突っ込むところかっこよすぎ!故郷を失った今、耐えてとにかく生き残ることが大事だとアルミンもミカサも分かっているんだね。

3人の決意

その後、避難民達は食糧確保のため荒地の開拓に回されるも食糧難は改善されず、翌年にウォールマリア奪還と称して避難民を作戦に大量投入。アルミンのおじいさんも作戦に参加。帽子を置いていくおじいさんとアルミンの表情が辛い。25万人が作戦に参加し、生存者はたった百数十名・・・。それでも食糧難は僅かながらの改善のみ。巨人と戦う決意をするエレンに諦めたように目を閉じるミカサ、エレンに続くアルミン。そうだよね、3人はいつも一緒なんだよ(泣)

そしていざ、訓練兵へ!訓練兵の前で罵倒するキース教官、きたー!ブラック企業の新人研修みたいで、私なら絶対無理!エレン、アルミン、ミカサが少し成長しててね・・・。ミカサなんてこんな美人になっちまって・・・うぅ。とても綺麗な黒髪だ。セリフを奪うな。のちの主要キャラクター達も一気に出てきました。

 

2話目からEDも。曲は「美しき残酷な世界」。ミカサの有名なセリフとリンクしてますね。セピア色を基調としたアニメと違う、絵本のような漫画のようなタッチで歌っているのは日笠陽子さん、後に出てくるフリーダの声優さんですね。OPの紅蓮の弓矢が良くも悪くも癖強いのでEDはしっとりしていてバランス良きです。